IRC サーバの接続状態の変化を報告するプラグインです。お使いの IRC デーモンに合わせて有効化するものを選択してください。
設定ファイルのプラグインリストに、以下のいずれかを追加します。
Plugins:
- ServerConnectionReport::Ngircd
- ServerConnectionReport::Charybdis
- ServerConnectionReport::AthemeServices
以下で説明する、サーバの接続状態を報告するチャンネル(設定項目 ChannelsToSend
で設定します)に JOIN しておかなければ、IRC サーバに発言が拒否されてプラグインが動作しないことがあります。
IRCBot:
#### 省略 ####
# JOIN するチャンネルの一覧
Channels:
- '#cre'
報告先チャンネルのモードに +n(チャンネルに入っていないクライアントからの発言を拒否する)を設定しないことでも動作可能となりますが、スパムメッセージを許すことにつながりかねないため、推奨されません。
接続先の「&SERVER」チャンネルに書き込まれるメッセージを監視して IRC サーバの接続状態の変化を検知しています。
設定ファイルに以下を追加して、プラグインの設定を行います。
# サーバーリレー監視プラグインの設定
ServerConnectionReport::Ngircd:
# NOTICE を行なうチャンネルの一覧
ChannelsToSend:
- '#cre'
charybdis は、初期設定では IRC サーバーオペレータ権(Oper)を持っている人に、サーバーメッセージで接続・切断などのステータスを送信するようになっています。このサーバーメッセージを検知します。
設定ファイルに以下を追加して、プラグインの設定を行います。
# Charybdis 用サーバーリレー監視プラグインの設定
ServerConnectionReport::Charybdis:
# NOTICE を行うチャンネルの一覧
ChannelsToSend:
- '#cre'
さらに、charybdis 用のプラグインはメールでの通知にも対応しています。
設定ファイルに以下を追記して、メール関係の設定を行います。
MessageTemplate
と Mail
の両方が含まれていなければメールでの通知は行いません。
# 送信するメールのテンプレートファイルID
# data/server_connection_report/ に保存したテキストファイル(.txt)の
# ファイル名部を指定する
MessageTemplate: 'template'
# 送信設定
Mail:
To:
- '[email protected]'
SMTP:
address: 'localhost'
port: 25
domain: 'mail.example.com'
authentication: false
ssl: false
enable_starttls_auto: false
MessageTemplate に指定するファイルは、1行目がメールの件名(Subject)として利用され、2行目は何が書かれていても無視します。
Atheme-Services を利用している環境であれば、IRC デーモンの種類を問わずこのプラグインでサーバーの接続状態を検知できます。初期設定では「#services」チャンネルに情報が出力されます。RGRB がこのチャンネルに参加している必要があります。
設定ファイルに以下を追加して、プラグインの設定を行います。
# Atheme-Services 用サーバーリレー監視プラグインの設定
ServerConnectionReport::AthemeServices:
# NOTICE を行うチャンネルの一覧
ChannelsToSend:
- '#cre'