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# W3C Media Content Metadata Japanese CG 第4回会合 議事録

- 日時:2024年10月17日(木)10:00~11:30 (オンライン開催)
- 出席者(敬称略、順不同):
- 山本・関矢(IPG)、薄井・田口(エム・データ)、遠藤・藤井・大亦(NHK)、冨倉(講談社)、
鈴木・市川・丸山(集英社)、下花・津田(ジョルテ)、岸上・芦村・吉澤(W3C)、
出葉・新井(記)(LG Japan Lab)

- URL:https://github.com/w3c-cg/mcm-jp/tree/main/meetings/2024-10-17

## 議事

### 1. はじめに(遠藤)
1. 議事録作成について
- 持ち回りの順番は、下記URLの参加者の表記順とする(既に担当した社は一巡するまでスキップ)。
今回はLG Japan Lab(新井)が担当する。
- URL:https://www.w3.org/community/mcm-jp/participants
2. [前回会合の議事録](https://github.com/w3c-cg/mcm-jp/blob/main/meetings/2024-09-05/minutes.md)確認
- 出席者より異議なし。承認とする。

### 2. ユースケース・課題などのご紹介
1. イベント情報メタデータに関する運用事例と課題点(下花)
- イベント情報プラットフォーム「Eventia(イベンティア)」のサービス概要、データ化や放送との連携に関する課題点などについて、資料の説明がされた。
- [発表資料: イベント情報プラットフォーム「イベンティア」と放送連携](https://github.com/w3c-cg/mcm-jp/blob/main/meetings/2024-10-17/20241017_%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%86_%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E8%B3%87%E6%96%99_MCM_%E5%85%AC%E9%96%8B.pdf)

- 質疑応答
- 防災関連の内容について聞きたい(遠藤)
- 防災サービスは災害時に利用するものを作ると災害時に使われないため、平時で利用出来るサービスにすることが大事である。平時は地域周辺のイベント情報を日常的に利用してもらい、災害発生時は災害情報にモードを切り替えるようなイメージで、内容も混乱を回避するような情報提供が大事である。そのためのリアルタイムな情報連携が重要となる(下花)
- ユーザーが写真をアップする事が出来るとの話があったが、人が映りこんだ写真の著作権情報に関して何か問題になる事はあるか? タイムゾーンの話があったので海外の人を意識していると思うが、多言語化に関して考慮している点はあるか?(岸上)
- ユーザーがアップした写真の著作権に関しては、最終的にはチェックしたいと考えているが可能な範囲になる。顔を自動で消すことについてはシステム的に実施することを考えおり、準備中ではあるが情報のチェックはしっかりしていく必要がある認識。多言語化については想定していて、来年の万博の時期に向けて、訪日外国人向けに準備している状況である(下花)
- データの信頼性、信憑性をどのように担保するかが課題になると思う。C2PAやオリジネータ・プロファイルといった技術提案がされており、デジタルデータの出所が分かる仕組みの議論もされている。CG全体としての情報収集、ユースケース等の検討に含まれていくものと感じている。また、データの取りまとめに関して、DCATというデータを取りまとめることに特化したモデルがあるが、こういったものを利用すると便利ではないか。これについてもCG全体に関連してくると考えられる(芦村)
- データの信頼性について、どのように整理できるかがサービスの展開に影響していくと考えている。現状、手作業によるチェックがメインであるが、現状はこれ以上の信頼性を確保するのが難しい状況である。多少信頼性が落ちるとしても出来るだけ情報は出していき、正しい情報の範囲を提示することが大事である。そのために、何らかの仕組み、技術等で利用できるものは使っていきたいと考えている。トップページの見せ方作りは、利用者を意識しての検討が大事であり、実験的にいろいろと取り組んでいければと思う(下花)
- システム間の連携のために、地方紙等から提供されたデータをどのようにイベンティアとしてのデータ管理、フォーマットに展開しているかについて具体的な運用事例を共有してもらえると、他の技術仕様等とも照らし合わせて議論が出来ると思うので協力願いたい(遠藤)
- 協力していきたい(下花)
- AIの活用でどのような点がうまくいっていないのか?(遠藤)
- 去年の情報であったり、複数のイベントが混在していたり、イベント情報の内容が間違っていることがある。また、APIを使って出来ることと対話型でも差があるが、情報精度は今後上がってくると考えられるため、期待を含めて利用していく見込み(下花)

### 3. TPAC 2024 MEIG会合での活動共有(遠藤)
1. [W3C TPAC 2024 イベントページ](https://www.w3.org/2024/09/TPAC/Overview.html)の紹介
2. Media & Entertainment Interest Group (MEIG) ミーティング内容紹介
- [アジェンダ](https://github.com/w3c/media-and-entertainment/issues/109)
- 当日発表資料の共有
- [Update on Media Content Metadata Japanese CG](https://www.w3.org/2011/webtv/wiki/images/6/6b/20240923_TPAC_MCM-JP-CG-Update.pdf)
- [議事録](https://www.w3.org/2024/09/23-me-minutes.html)の共有
- TPACはW3Cが年1回、グループ間の情報共有のための場として開催され技術的な議論を行う。その中のMEIGの関連グループの1つとして、MCM-JP-CGの活動報告を遠藤様が実施。MEIGはテレビとWebの統合化として、例えばそれぞれのコンテンツが連携できるような仕組みの議論を行ってきており、そこに対して本CGでは、メディアのメタデータを統合していくことによるサービス連携について提案、インプットしている(芦村)

### 4. CG成果まとめ方針・作業案(遠藤)
1. CGレポート進捗報告
- [CG-Draft](https://w3c-cg.github.io/mcm-jp/reports/cg-report.html)のアップデート状況について情報共有
2. 事例の取りまとめについて
- [出版-放送プロトタイプ事例](https://github.com/w3c-cg/mcm-jp/blob/main/reports/use-cases/EPUB-TVProgram/use-case-sample-EPUB-TVProgram.md)の内容をベースに、アップデートした事例レポートの[テンプレート案](https://github.com/w3c-cg/mcm-jp/tree/main/reports/use-cases/template)の内容について説明と共有
- テンプレート案を使用して、まずは、これまで事例紹介された各社様(小学館、オムロンソフトウェア、エム・データ、ジョルテ)に事例の取りまとめ作業を進めていくことをお願いしたい。次回会合にて共有し、その内容について相談、確認を行う予定。
- 本日欠席の小学館様、オムロンソフトウェア様には、別途連絡する(遠藤様にて対応)

### 5. 次回会合のアジェンダ案(遠藤)
1. メタデータ標準化の取り組みに関して、これまでどのようなチャレンジが行われてきたかに関する紹介
「(仮)メタデータ標準化これまでの取り組み」 岸上 順一(W3C Japan Deputy Director)
2. 11/28(木) 10:30-1200 (ハイブリッド開催の予定)

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